第89回授業研究・研究協議会
日 時 平成29年11月16日(木) 13:30~ 17:00
場 所 東京都立南多摩中等教育学校
参加者 45名
内 容
1. 会長挨拶 東京都立大江戸高等学校長 吉田亘
2. 教育委員会挨拶 教職員研修センター研修部専門教育向上課 指導主事 大塚朝実
3. 会場校挨拶 東京都立南多摩中等教育学校長 永森比人美
4.授業研究 及び 研究発表
(1) 研究発表 『単元 数学Ⅰ 「三角形の面積」 授業実践より』
都数研 研究部 定通分科会より
発表者 東京都立中野工業高等学校 教諭 相田知輝
(2) 本日の授業研究の観点について
・n次方程式への拡張と系統性を意識させ、方程式を解くには、1次式の積に分解することが必要という点に気付かせる。
・グループ学習を取り入れた活動を行う。
(3) 単元 数学Ⅱ「高次方程式」
授業者 東京都立南多摩中等教育学校 教諭 堀井 賢三
・授業見学
・本日の授業について授業者より
(4) 大学入試分科会の取り組み
(5) 質疑応答
(6) グループ協議
4~5名のグループに分かれ以下の点を討議した。
・わかることとできることを授業の中でどのように両立させていくか。
・生徒の誤答例をどのように授業に活かすか。
5. 教育庁指導部よりお知らせ
6. 事務連絡
高校生のための先端数理科学見学会 ~現象数理学への誘い~
1. 実施日時 平成29年8月9日(水) 10:00~ 16:00
2. 実施場所 明治大学中野キャンパス高層棟
3. 目 的 数学が身の回りの現象を理解し生活に役立つことを学ぶ
4. 参加人数 55名(生徒35名,教員他20名)
5. 内 容
9:30~10:00 受付
10:00~10:10 開会のあいさつ
10:10~11:00 錯覚の仕組みがなぜ数学でわかるの? - 視覚の数理モデリングという方法 -
11:10~12:00 NHK 凄ワザ“最強の帽子開発”の勝利に貢献した折紙工学&計算科学
昼休み
13:00~13:50 アクチュアリーとリスクの数理
14:00~14:50 微生物集団によるパターン形成の数理
15:00~15:50 社会と人間を理解する統計学 - マーケッティングと音楽への応用を通じて-
15:50~16:00 閉会のあいさつ アンケート記入 解散
講義内容
・錯覚の仕組みがなぜ数学でわかるの? - 視覚の数理モデリングという方法 -
不可能立体の進化の過程をたどりながら、その数学的な原理を解説。目の錯覚から起こる現象が人間の脳の性質によっておこるものであることを究明し、数理的な理論に基づいて不思議な立体を作成。ビデオと実物模型でその秘密を解き明かす。
・NHK 凄ワザ“最強の帽子開発”の勝利に貢献した折紙工学&計算科学
折紙構造のエネルギー吸収特性を基にした折り畳み安全ヘルメットの開発にチャレンジする様子を、NHK凄ワザ対決のビデオを交えながら解説。また、計算科学の自動車開発スタイルの変革や、反転らせん構造物の産業応用例、植物などの自然界の折り畳みの具体例などについての紹介。
・アクチュアリーとリスクの数理
保険会社でリスクの対価を定め、リスクを管理する数理の専門資格であるアクチュアリーについての紹介。また、アクチュアリーになるために必要な数理的な概念として、確率の公理や、ベイズの定理、期待値や分散など、確率から統計にかけての内容で具体的な数学の問題を例示しながら解説。
・微生物集団によるパターン形成の数理
ミドリムシの実験を通して、ほとんどコミニュケーションを取らない微生物の集団が、大きなスケールで規則的なパターンを形成する様子を観察。そのような集団の振る舞いの裏に隠れている数理についてわかりやすく解説。生物体流の数理モデルに関する数式にも言及した。
・社会と人間を理解する統計学 - マーケッティングと音楽への応用を通じて-
マーケッティングにおけるプロモーションの変化で、従来と何が変わったかを知る方法として、統計学的な手法を活用することの有意性について解説。また、統計学の分類について述べ、記述統計学と推測統計学の2つを解説した。
第89回授業研究・研究協議会
日 時 平成29年7月6日(木) 13:30~ 17:00
場 所 千代田区立九段中等教育学校
参加者 45名
内 容
1. 会長挨拶 代理 事務局長 東京都立江戸川高等学校長 藤田泉
2. 教育委員会挨拶 教職員研修センター研修部専門教育向上課 指導主事 大塚朝実
3. 会場校挨拶 千代田区立九段中等教育学校長 石崎規生
4.コンピュータ分科会による研究発表
テーマ 「ICT活用についての一考察 -授業研究と指導法-」
(1) 「ICTを取り入れた授業づくり」
発表者 都立稔ヶ丘高等学校 須江大介
(2) 「ICTを使った授業準備とその授業実践」
発表者 都立砂川高等学校 坂井田博史
(3) 「GRAPESの利用について」
発表者 都立三鷹中等教育学校 佐々木久
5. 講演
(1)演題 「次世代のための高校数学を考える」
講演者 東京学芸大学 教授 西村圭一 氏
(2)質疑応答
6.謝辞・研究発表講評 研究部長 都立小松川高等学校長 臼田三知永
7. 教職員研修センターよりお知らせ 教職員研修センター研修部専門教育向上課 指導主事 大塚朝実
8. 事務連絡
第88回授業研究・研究協議会
日 時 平成29年6月5日(月) 13:20~ 17:00
場 所 東京都立練馬工業高等学校
参加者 35名
内 容
1. 会長挨拶 東京都立大江戸高等学校長 吉田亘
2. 教育委員会挨拶 教職員研修センター研修部専門教育向上課 指導主事 大塚朝実
3. 会場校挨拶 東京都立練馬工業高等学校長 守屋文俊
4.授業研究 及び 研究発表
(1) 単元 数学I 「数と式」
授業者 都立練馬工業高等学校 教諭 佐々木 啓丞
・授業見学
・本日の授業について授業者より
(2) グループ協議
(3) グループ協議の報告、質疑・応答
(4) 研究発表 「深い学びを目指した教材 -「主体的・対話的で深い学び」の実現-」
都数研 研究部 学習指導法分科会より
発表者 都立日比谷高等学校 指導教諭 荻野大吾
5. 教職員研修センターよりお知らせ 教職員研修センター研修部専門教育向上課 指導主事 大塚朝実
6. 事務連絡
都数研総会・研究発表会
日 時 平成29年5月20日(土) 13:30~ 17:00
場 所 東京都立武蔵高等学校
参加者 50名
内 容
1.総会(13:30~14:00)
(1) 開会の辞 副会長 都立江北高等学校 萩原聡
(2) 会長挨拶 会長 都立大江戸高等学校 吉田亘
(3) 議長選出
(4) 議 事
1) 平成28年度 事業報告
2) 平成28年度 決算および監査報告
3) 東京都高等学校数学教育研究会規約改定について
4) 平成29年度 役員選出
平成29年度 会長挨拶
5) 平成29年度 事業計画
6) 平成29年度 予算
7) 平成29年度役員・理事一覧 他
(5) 事務連絡・その他 (事務局より)
2.分科会研究発表会等(14:20~16:10)
(1) 数学A 「事象と確率」授業研究報告
発表者 都立南葛飾高等学校 定時制 田村仁(定通分科会)
(2) 高校数学における発展的(図形的)教材の開発
~ 作図 ボロノイ図 ~
発表者 都立八王子東高等学校 平井恒(学習指導法分科会)
(3) 小テストによる指導と生徒の変容
発表者 都立西高等学校 村形政信(学習指導法分科会)
3.事 務 連 絡
・第99回全国算数・数学教育研究(和歌山)大会開催案内(2次案)
・第72回関東甲信静数学研究(群馬県前橋)大会開催案内
・高校生のための先端数理科学見学会開催案内
・会費納入について